かけ算の文章題

⚫︎年少の文章題 漢字がほとんどない問題

ミカンとブドウではブドウが重く、リンゴとブドウではリンゴが重い時、一番軽い果物はどれですか。

⚫︎年中の文章題  漢字がある問題

昔、足柄山の山奥に、『金太郎」という元気な男の子がいました。
山で仲良く動物たちと遊んでいると、乱暴者の熊が現れて襲いかかってきました。
みんなを困らせている悪い熊です。
「ええいつ」金太郎は、気合いもろとも大きな熊を投げ飛ばしてしまいました。

⚫︎年長の文章題  漢字が多い問題

雪の降るクリスマス・イブのことです。
「マッチは、いりませんか」ぼろぼろの服を着た小さな女の子が、声をからしてマッチを売っていました。
しかし、少女からマッチを買おうとする人は一人もいません。
少女は朝から何も食べていないので、お腹が空いて今にも倒れそうです。

算数の授業では、漢字の読み方を教えません。
しかし、子供たちは、漢字が読めるようになります。
問題を読んであげると少しずつ覚えていきます。
また、前後の文章からその意味や読みを推測して読むようになります。
子ども達が本を読む時、習っていない漢字が有るから読めない、本を読むのが止まってしまうようでは、本は読めません。
子ども達は、小さい時から、意味の分からない言葉の海で育っています。
その中から一つひとつ言葉を覚えて行きます。
ですから、意味が分からない言葉や、読めない漢字が有っても気にせずに本を読むのです。
この子供たちの能力を加速させる国語指導が大切です。
漢字の読み書きを教えて、習ったことのない漢字が有れば本を読むのが止まるような子どもに育ててはいけません。

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